ニライカナイ 〜川井豊子の詩の記憶の森

ニライカナイ 〜川井豊子の詩の記憶の森
桜色したトンネル

桜色したトンネルを

わたしたちは駆け抜ける

ペダルを踏んで

春風のマントをひらりと纏う

透くほどに淡く 咲きこぼれた

桜たちが笑いさざめく

池に

水鳥はゆったりと波紋のワルツ

桜並木のそばで土手道

タンポポの水玉入りのジャケットを

さっぱりと着込むころ

 

 

 

 

| 既刊詩集『水車のめぐる家で』 | 17:35 | - | trackbacks(0)